NPO法人北海道自然資源活用機構 は、現在準備中です。
2016/07/30 23:46
今のように幅広い有効活用に至る前は、オスジカ限定狩猟が長期間続いていたこともあり、
狩猟者は欧米と同じくトロフィー目的の狩猟が多かったと思います。特にエゾシカのオスは巨大なので男性には好まれますが、
私個人的にはこんな大きく立派なオスは撃たずに生きている姿を見たいと思いますので、あまり興味がないです。
また、このような大きなオスは繁殖期にエネルギーの消耗が激しく、その後長期間の積雪に耐えられず自然に死んでいる姿を春の森で
見かけることも大雪年にはしばしばあります。
私見ですが、撃たれてしまった個体をゴミにするのは反対ですし、一方やたらと高値で取引されるのも密猟の助長になりかねず良くないと
思います。例えば、象牙、サイ角、トラ骨トラ毛皮など、アジアで違法に高値で取引されるものは、常に密猟と絶滅の危険にさらされてい
ます。需給のバランスが崩れるほど闇取引の値段は上昇し一攫千金の密猟が横行するのです。ですから、没収した象牙を見せしめに焼却処
分する国と資源利用しようとする国で意見が分かれますが、恐らく焼却しても需要は満たされないため、闇取引価格は下がらないので密猟
は減らないでしょう。エゾシカ(ニホンジカ)の場合は、とにかくなるべく母集団が大きい状態で、資源利用体制をきちんと構築すべきで
す。母集団が小さくなった状態の資源利用は危険であり、困難を伴います。ある時は害獣と騒いで乱獲し、ある時は資源とみなすと両極端
な政策の繰り返しを人間の都合よく行うことは出来ません。
まあ、こういうものを沢山持っているハンターは相当な経験と腕前なので、ゴミにしたり密猟なんてせこいことはしないと思いますが、
あるところにはゴロンゴロンあるので、どうしても入手したい場合はご連絡下さい。
70cmクラスなので小さな部屋や興味半分には不向きです。
手元に常時あるわけではないので、在庫がなくなる場合もあります。