2017/02/06 12:00

鹿の角は、毎年生え変わります その点がカモシカやその他牛の仲間とは違います。


骨と混同される方もおりますが、鹿の角は皮膚が隆起したものなので最初は毛に覆われています
8月に入り成長が止まり骨のようにカルシウムで堅くなり、最後に残った表面の毛(皮膚)が剥がれ落ちて(松の樹皮などにこすりつけて)
骨のような白い角になります(先端ほど白い 全体が白くなるには時間がかかる)

ここの角は、すでに成長が終わり、堅くなり、最後にまだ毛が付いているものです。なので見た目は黒いです。剥がせば白いです。
犬からみたら、これが1番高級品となります。

生え始め4月から成長期7月から8月上中旬くらいまでの骨化石灰化していないものは袋角と呼ばれ、鹿茸という漢方薬の原料になるもので薬の原料扱いとなります。
短く毛に覆われた石灰化していない成長段階の角は、原料売買も薬事法の対象です
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet/dl/torishimari.pdf

https://hfnet.nih.go.jp/usr/annzenn/image/iyakuhin2.pdf#search=%27%E5%B0%82%E3%82%89+%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81+%E5%8E%9F%E6%9D%90%E6%96%99+%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%27