2017/05/13 19:27

昨年は、北海道でもマダニ感染症の死亡例が報告され、危険性を改めて認識しました


特に雪解け後4月から8月くらいは、ダニの繁殖期で吸血意欲が強く、活動も盛んです
よって、発症例も増えます

なかでも恐ろしいSFTSは発症例に対する死亡例が23%もあり、高齢者や西日本では特に要注意です
ただ、他地域でも油断は出来ません

野生動物の密度だけであれば、北海道の症例はもっと多くても不思議じゃないですが、SFTSは必ずしもそうではないです
そのほかのライム病や日本紅斑熱、脳炎なども含めれば日本全国、犬の散歩道や庭先もすべて少なからず危険と考えておいた方がいいでしょう
発症したり刺されなくても、個々のダニが保有する各ウイルスは、想像以上に高い割合(特に成虫 若虫)で保有していると思っておいた方がいいと思います

重要なのは野外における自己防衛と帰宅後のダニチェックです(犬も猫も)

https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/sa/sfts.html