2017/08/10 00:41

特に1970年代以降、全国に分布してしまい大繁殖して在来種の生態系を脅かしているアライグマ

参照:日本の侵略的外来種ワースト100にも指定されています。
北海道でも捕獲数は2015年度で1万頭超え、被害額も1億円前後になっています
しかし、これはペットブームと飼い主の無責任な行動がもたらしたもので、あらいぐまに責任はないのです
かといって、在来種であるタヌキやキツネ、様々な鳥類の営巣環境、ニホンザリガニなどの存在が脅かされている以上捕獲をせざるを得ず、
せめて出来ることは捕獲後にゴミにせず、無駄死しないように利用してあげることです(毛皮をとるために捕獲されたり、飼育されたりしている個体とは異なります)。海外で一部見られるような生きたまま剥皮されているようなものではないです(そんなことをやる人はいないですし、即負傷しますし、そんなことをしなくても立派な毛皮は製造出来ます)。

毛皮の原料は以下のようなパターンが存在します A,Bは問題です 
A毛皮を生産するために飼育されているー例えばミンク、劣悪な飼育が問題となったり、逃げだしたり・・・
B毛皮目的に密猟されている、もしくは乱獲ー例えばトラ、ラッコなど 絶滅の危機
C食肉用家畜の副産物ー毛皮ではありませんが牛革 豚革など、海外の鹿牧場なども
D狩猟もしくは各市町村が行っている駆除の副産物ー皮については活用しなければ大部分廃棄
ここではDの原料となります。

アウトドアの達人がリクエストしてきたので
尻当てを試作しました
立派でふわふわです。


ちなみにタヌキの毛皮はこんな感じです
これも某所で駆除された後、廃棄処分ゴミにされそうでしたので、せめて毛皮にと引き取り仕立てたら、高級毛皮になりました