2017/11/10 04:09

食肉 ジビエの季節になりました
ヒレ ロース ムネ カタ バラ スネ モモなどは、すぐ売られてしまい
大体いつもネック
この画像のネック、ジビエの季節と書きつつも1月頃のもの
真空パックなので全然問題ないです
堅めという点がネックのネックですが、よく動かす部位だからシカたない 笑
いくらでも柔らかくする方法はあるので全然問題なし
熟成中

鉄、亜鉛、銅多し
低脂肪

脂肪酸は、多価不飽和脂肪酸が多いとPRされることもありますが、相対的に他の家畜ウシ ブタ トリよりも多いということであり、
絶対量は多くない。もし多かったら、融点はもっと低いし、酸化しやすくなる。
むしろオレイン酸やリノール酸が他の家畜よりも相対的に少ないことが特徴で、融点が高いことにも関係する。
リノール酸は、過剰摂取するとアレルギーの一因らしい。鹿肉よりは鶏肉や豚肉の方が多いようです。
オレイン酸不足は、オリーブ油との組み合わせで補える。
鶏肉ベースの穀物だらけのペットフードを食べ続けている犬がアレルギーになっていたら、鹿肉原料穀物不使用切り替えで改善されるかもしれない。

衛生処理というのは当たり前の話なので、それ自体は差別化の理由にはあまりならず、それよりは処理の仕方や個体の選別がされているか
どうかの方が美味しさには重要。融点にしても、個体差があり、食べていると脂が口の中に残る鹿肉も多い(融点が高い)と思いますが、少なくともこの
鹿肉はそういうことは全くない。つまり脂肪酸の質がいいということでしょう。

*加熱は80℃1分間以上中心部まで が個人的な目安です(肝炎ウイルスを例にした場合)。