2018/04/18 04:48

日本有数のマダニ超高密度地域で数百回の調査を繰り返してきた経験から申しますと


4-7月(北海道の場合)が最もダニが多い(付着しやすい)
けもの道は、ダニの孵化後の幼虫が集団で待ち伏せしやすい(山林ではけもの道に沿って歩いてはいけない)
靴下で必ずズボンのすそを覆うべき
帽子も着用すべき(頭を刺される人も多い)
タオルは白いタオルを使い必ず首に巻くべき(ダニの付着を確認すべき)(赤い闘魂タオルとかはダニが付いているかどうか分かりにくい)
シャツも同様
その日着用していた下着も服も、必ず家に戻り次第すぐに洗濯すべき(それでも生きている場合もある)(家の中への持ち込み行方不明は一番避けたい)
防御上服を重ね着することに意味はない(侵入されてもハチや蚊のようにすぐに刺さないので、確認発見除去しやすい色や服装の方がいい)
腰回りにも出来ればタオルを入れてベルトなどで固定するといい(背中側の防御が甘くなりやすい)
市販の蚊よけスプレーではダニの付着は防げない 薄荷スプレーも同様 木酢液も同様 殺ダニ効果もない
成虫マダニは気付きやすいが、幼虫は相当慎重に確認しないと存在すら気付かない(1番恐れるのはウイルス保有幼虫 日本紅斑熱など)
耳の中への幼虫侵入は警戒すべき(犬でも鹿でもマダニは耳への攻撃が非常に多い 耳栓でもした方がいいくらい)
マダニは洗濯とコインランドリーの乾燥機30分くらいでも死なない
マダニの最大の弱点は長期乾燥状態だと思う(水分があれば1か月以上密封された袋の中でも生きている)(夏の高温車内は一番嫌がる環境ではないか)

ダニに効くスプレーがあればいいということで、生きたマダニに何度もテストを繰り返し開発したスプレー「マイトマン」は自分で何度も使っているので、おかげさまでマダニに殺されず今でも生きている。
マイトマンは、マダニが付着しやすい犬にもよく使う。毛の長い犬や色の濃い犬は特に注意必要で、その場合白い服を着せた方が発見しやすいので、いいかもしれない。
マイトマンは、人でも犬でも使った人は効果あるという意見の方が多いけど、まだ万全じゃない。

世間ではペット用レニームスプレーというのが売られているようですが、使用した飼い主曰くマダニには効果ないという意見も複数掲載されているところを見ると、やはり蚊よけ 家ダニ ノミくらいなら可能というレベルかもしれない。

いずれにしても、このレニームももう少し検証すべく既に購入済。

上記のマイトマンの原料から抽出した特定成分とマダニの関係を再調査するために、現在準備中。
マダニを1000個体くらい使いたいと考えている。

これくらいは携帯した方がいいかもしれません



要警戒

ハンター 林業 測量 研究者 コンサル フィールド調査 牧場 畜産 農業 家庭菜園 犬散歩 ドッグラン 果樹園 ゴルフ場 登山 乗馬 自然ガイド 野鳥愛好 国立公園国定公園自然公園 キャンプ場 海外渡航 野生動物駆除従事 野生動物高密度地域 ジビエ解体処理従事 山菜採り きのこ採り 釣り ハイキング 遠足 猫散歩  昆虫採集など

中高齢者 SFTS(九州 四国 中国 近畿  ほか*ウイルスは日本中にいます)など

特に3,4,5,6,7,8,9,10月