2018/07/27 11:25

鹿の角を喜んで犬が齧るので、齧らせたいけど歯が心配という方が多いと思います。


一方で、おもちゃより天然のもの、何でも齧り破壊するので長持ちで助かる、歯の汚れがとれたという意見もあると思います。

理想的な鹿の角は
古くない新しいもの
先端よりも胴体部分 半割にしているのは太いためです
髄の割合が多いもの

さらに
小型犬や子犬や老犬よりも、成犬や大型犬向き

大喜びで興奮してはしゃぐ子よりもチビチビ齧る子向き

短くなったら与えない 庭にでも埋めて下さい

ということになります。

鹿の角が人気になると、とにかく何でも売ればいいという業者が、犬に向かない古いものや、
加熱殺菌洗浄すらしていないものを売っていたり(感染症予防や防カビのためには必須)、
中型犬などに10cm以下の呑み込んでしまうような短い細い先端部の角を売ったりしていますし、
飼い主も吟味しないで買っている気がします(10cm以下の先端部は、例外を除いて不向きで買う価値は無いです 1本200円くらいの価値しかないです)。

堅さで言えば、先端や古いものが特に該当します。古いものを購入して興味を示しませんでしたというのは当たり前の話です。

それ以外でも木よりは堅いですから、そこが心配な点だと思います。

特に、歯を痛め易いのは、最初に勢いよく夢中で齧る場合、犬種によって噛む力が強い犬種(うち小型狩猟犬)、子犬、老犬、小型犬だと思います。

参照

噛む力で見る最強の犬ランキングトップ12

https://ailovei.com/?p=79792

ブルドッグ ダックス ボーダーコリー・・・

そういう場合、少し太くてあごの力が入りにくい角にするとか、特に初めて与える場合は手でもって齧らせて落ち着かせるとか、以下の画像のように熱水(食酢を混ぜて入れてもいい)に齧る一部分だけ垂直にして吸水させて少しでも柔らかくさせて与えるとかといった方法があります。
当然唾液や水 酢に浸れば、少なからず柔らかくなります。唾液の方が柔らかくする力は強いです。もし唾液でもダメなら鹿の角は短くなりません。
全部お湯に浸すと成分も抜けてしまいますので、ご注意ください。

長時間与え放しにせず、歯磨きタイムのように毎日短時間だけにする方がいいと思います。要するに、ダメな歯ブラシと長時間歯磨きには注意しましょう。人でも市販の歯ブラシで毎日数時間擦ってたらどうなるかですね。








先端部の角を先に浸して10分くらい 輪切りは2,3分でまだ足りない。

もちろん最初からそれほど堅くないものも多いです。
同じ長さでも、ずっしり重いものは堅いでしょう。鹿の栄養状態なども関係します。
アクセサリーは逆に堅い方がいいです。

表面に松やにや樹皮が沢山付いている角の方が柔らかい可能性は高いです。