2018/10/06 00:05

マダニ媒介でSFTSに感染 20代男性、岡山市が発表

マダニに刺された跡はなかったが、男性が2018年9月中旬に屋外で弱ったネコに触れた
マダニにかまれたネコの唾液などからウイルス感染した可能性があるとみている

http://www.sanyonews.jp/article/801654/1/ 山陽新聞 2018/10/05

「マダニ→犬猫→人」感染が増える可能性

以上は過去のニュースですが

これより1年前に

朝日新聞 2017/08/18
チーター2頭、マダニ媒介の感染症で死ぬ 広島の動物園
広島市安佐北区の市安佐動物公園は18日、飼育していたチーター2頭が、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症し、死んだと発表した。

さらに今年
中国新聞 2020/07/13
ネコからマダニ感染症発症 広島県内の獣医師、治療で接触 県内で初確認

広島県内で6月、ネコとの接触でマダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症した事例が初めて確認されたことが13日、分かった。県は、体調不良のネコの接触は感染リスクがあるとして、県獣医師会(広島市南区)などを通じて注意喚起している。県感染症・疾病管理センター(南区)によると、県内の30代の獣医師男性が6月8日、SFTSの感染が疑われるネコを治療し、体液に触れた。ネコは同9日に死に、翌10日に感染が確認された。

犬への感染(例えば散歩中などマダニ付着)および犬を介した人への感染も危険ですが、屋内外出入りしている家猫の散歩中におけるマダニ付着、野良猫を介した感染、さらに猫や猛獣が死んでしまう可能性が懸念されます。

動物園は、園内にアライグマ、タヌキ、キツネなど野生動物が侵入している場合、北海道ではエキノコックス寄生虫がしばしば取り上げられますが、マダニに持ち込みについても懸念した方がいいでしょう。まして、有害駆除されたシカやイノシシを処理せずにそのままネコ科猛獣に与えてしまうのはこのような観点からも危険です。

2020年追伸

2020/09/03

テレビ静岡 https://news.yahoo.co.jp/articles/b5de1b6c2efc9e227ae670194dfe6e6e9cc3e69e

県内でネコ初感染 「SFTS」 ヒトにも感染 致死率は14% 静岡・浜松市