NPO法人北海道自然資源活用機構 は、現在準備中です。

2018/11/22 19:59

また、毎度繰り返されるハンターによる死傷事故(事件)発生

誤射で森林官死亡…逮捕のハンター送検 猟銃使用禁止の場所から撃ったか 北海道恵庭市

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181122-00000006-hbcv-hok

130メートルでの猟銃誤射に驚き 初心者ハンター増加、育成に課題 北海道の死亡事故

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181122-00010000-doshin-hok
またというのは、北海道に限らず、森林関係の従事者が死傷したのは初めてではないですし、一般人を銃で撃ったというのもよくあります。

最近一番悪質なのは犯人逃走中のこの事件
それ以前にライフル銃所持者はリストアップ出来るのに何故逮捕されないのか不思議

北海道喜茂別で釣り人を鹿と間違えて撃ったとか

もっと前なら、日高で馬と鹿を間違えて撃ったとか、第3者の犯行と見せかけて、牧場主が自分の馬を保険金目当てで射殺したとか、仲間複数で狩猟や駆除していたら、仲間を撃ったとか・・・・沢山ありすぎて、許可を出したり取り締まる行政も警察も、ハンター自身もいつも同じことの繰り返しで呆れますね

今回は、白いタオルが鹿の尻の白色に見えたとか言い訳してますけど、これで殺害の言い訳が許されるなら、この国はおかしいと言わざるを得ないです。つまり、事故で片付けること自体が問題です。

安易に許可だけ与える行政にも責任があります。車だって、高齢者は免許返納している時代です。
逆に若手のハンター育成が急務だからといって、非常識な人間にまで許可を与えているのは、平然と密猟したり、補助金不正受給したりしている報道みても明らかなのです。

最後の要の警察は、猟銃殺人事件の解決すら出来ていないのです。

林道や道路に向けて発砲は違反なことくらい免許取得時に分かっていることですし、林道など公道から山に向けて発砲でもダメです。

見間違えたというのも、仲間と追い込みしている時に飛び出してきたとか物音したのでついつい撃ったとか、老眼で見えていないとか適性欠如だったりというのがよくあるパターンですが、スコープで安全や対象を確認もせずに撃っているのは殺人鬼でしょう。

犠牲となった森林官の立場で言えば、目立つ服装をして林道にいる場合絶対撃たれることはないと当然思っていますよ
これは研究調査中でも同じです
流れ弾だけは恐れていると思いますが、直接標的になるとは夢にも思っていないと思います。
それでもあるとすればそれは意図的な追尾や待ち伏せによる殺害目的のみです。

しかもこんな昼間に狩猟は素人ですね。ベテランは日の出前から構えてますよ
あとプロやベテランというのは、撃とうと思ったが止めるという自己制御力もあるものです。

金目的や獲物を沢山獲ることに焦ったり躍起になっているのは素人か凡人のすることです。

狩猟解禁が早過ぎる狩猟期間が長すぎるとか安易に猟区を拡大し過ぎるとかいう別の見方もありますし、
恵庭や千歳付近は、特に観光客も含めて人の出入りが多い場所が猟区になっている場所でもあります(鹿の生息数は全体では減少していますが、このエリアはむしろ近年増えている場所)
つまり、千歳、恵庭、北広島、札幌は狩猟時の似たような事故事件がこの先も起きやすいと住民も理解しておくべきです。
犬の散歩中に撃たれることも有り得ると覚悟すべきです。人か鹿か犬かキツネか確認もせず撃ちまくるんですからね。

追伸
国有林の管理主体の北海道森林管理局は以下のような措置をとります
http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/apply/nyurin/tyoujyuhokaku_tatiirikinsi.html?fbclid=IwAR2SN4qGiaZAZ2dOE2psZqPeLDX9hE1udU2cba-wcy6OxSySTpfyY1ks5fI

銃器を用いた狩猟の入林禁止について(平成30年12月11日)


去る11月20日、当局の職員が、恵庭市内の国有林において、狩猟者からエゾシカと間違えられ、誤射により死亡するという、あってはならない事故が発生しました。
この事故を踏まえ、当面、以下の措置を講じることとしたのでお知らせします。

○  今可猟期間(平成31年3月31日まで)において、銃器を用いた狩猟を目的とした入林を制限する立入禁止区域を北海道内の全ての国有林に拡大する。
  本措置は、狩猟者の皆様への周知期間、現地における立入禁止表示の作業期間等を考慮し、平成31年1月15日から開始する。

以下 事故の状況と森林管理局 局長コメント

http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/apply/nyurin/181204.html

これを読む限り、やはり事故というより事件ですね

過去調査中に見た某密猟者の行動を鑑みると、教育とか周知で解決するというより人間性に問題がある場合がほとんどです。
危険性や警告はことごとく無視してましたからね。そして金絡みの行動です。