2019/06/05 01:10

2019-20年のマダニ情報

2020/08/16 千葉日報(日本紅斑熱)

マダニに刺され感染 日本紅斑熱で女性死亡 君津市

2020/08/08  山陽新聞(日本紅斑熱)

マダニ感染症 府中市の70代女性死亡 広島県発表

2020.5.11 広島テレビ(SFTS)
広島福山市 マダニに咬まれ女性が死亡(広島県)

2020.1.28  読売新聞

未知のウイルスが原因の感染症、マダニ媒介か…高熱や白血球減少

感染研によるとウイルスは北海道の40歳代男性から発見された。男性は昨年5月山菜採りで山に入った後、39度台の熱が出て札幌市内の病院に入院。白血球や血小板が減少したが対症療法で回復し退院した。傷口などからマダニにかまれたとみられる。

 感染研や北海道大などが男性の血液などを調べた結果未知のウイルスが原因の感染症だと判明した。症状は、マダニを介して発症するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」と似ていた。

2020.1.9

歌手ジャスティン・ビーバーさん、ライム病を告白

ジャスティン、ライム病告白 14年に公表のアヴリルも支援と理解求める


以下、すべて網羅しているわけではございません

マダニ感染症、都内で初の患者確認、長崎旅行で感染か

20195161100分 朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/ASM5H5R2ZM5HUTIL03W.html

このような旅行先で・という以外に、病原体を保有しているマダニが衣類や体に付着したまま長距離移動する可能性があるので注意が必要です

個人的な経験上かなり頻繁に起きていると思います。

言い換えると森や草むらに行っていない人も都会で刺されてしまう可能性は0ではないです。通常自然界の場合は渡り鳥などによるものです

長崎新聞社

2019/05/11 09:54

五島でマダニ感染 長崎県内では本年度初 

という報告がありました。


日本経済新聞 2019/5/14 15:48

マダニ感染、91歳女性死亡 熊本

熊本県は14日、マダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」に同県天草市の女性(91)が感染し、死亡したと発表した。

産経新聞 2019/7/24

マダニ媒介の感染症で女性死亡 静岡

西日本新聞 2019/0802

マダニ感染症78歳女性死亡 北九州市

朝日新聞 2019/09/19

マダニにかまれ感染か、広島で70代女性が死亡

2019/1025 フジテレビ報道↓

マダニの感染症で男性死亡 2019年の感染者200人超える

茨城県によると、土浦市の70代の男性が、10月21日、マダニにかまれることで感染する「日本紅斑熱」で死亡したという。国立感染症研究所によると、感染者は2019年すでに200人を超えているという。

*リケッチアの場合、感染すると下記のような症状が出るようです。風邪と誤診すると手遅れになります。赤い斑点はアレルギーと思わず、急いで病院へ。

2~8日後に40度前後の高熱、頭痛、関節痛といった症状が急に表れ、かゆみのない米粒大の赤い斑点が、手足や顔に多数出て全身に広がる。


高知新聞

2019.04.18 14:40

マダニ感染症で50代女性が入院 県内今年初確認


毎日新聞

2019427

今年初のマダニ感染症発生 /愛媛


朝日新聞 20195161500

70代男性がマダニ感染症、大分県内で今年初


徳島新聞 2019328

徳島県内の80代男性マダニ感染症 今年初

同 513

徳島県内70代の男性がマダニ感染症 県内今年3人目、徳島県「異例の頻度」

同 6月28日

マダニ感染症SFTS、県内2人発症 今年5人目


MRT宮崎放送 2019年7月12日

マダニが媒介する感染症で男性2人死亡・宮崎


神戸新聞 2019年7月19日

 赤穂市の男性がマダニ感染症 13年には女性死亡も


産経新聞 2019年9月26日

マダニ感染症で男性死亡 宮崎

日常的に屋外で農作業をしていたというが、体にかまれた痕は確認されなかった。

MBS 2019年10月9日

マダニに刺されて50代男性が感染症で死亡…滋賀県では初 男性の母親も感染

朝日新聞 2019.10.17

マダニにかまれ広島の高齢女性2人死亡


日本農業新聞2019.10.30

SFTSを媒介 死亡も相次ぐ マダニ感染最多 作業時肌出さないで 11月も警戒を

マダニが媒介する感染症の2019年の発症数が過去最多ペースで増え、自治体などが注意を呼び掛けている。国立感染症研究所が29日に発表したマダニ媒介による重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の感染報告が20日現在で92人と、統計を取り始めた13年以降で最多となった・・・・。

九州、四国、中国地方では特にウイルスを保有している個体の割合が高いか広範囲に分布していると考えられるので、草むら、森の中などへの立ち入りは可能な限り控えた方が良いかと思います。

マップ参照

致死率25%…怖すぎる“殺人ダニ”に要注意! 「日本人が経験したことのない恐怖の感染症」↓

https://dot.asahi.com/amp/aera/2019061300061.html

犬の散歩時のマダニ付着も、家に持ち帰り大問題になることがしばしばあります。ペットから人に感染します。

レイン用ですが、散歩時のマダニ防除にも使えそう 白地の方が尚更いいです

調査研究でマダニが多い場所に入る場合、晴れていてもレインコートを着用しています。マダニ専用スプレーをレインコートの内側や袖、足首、腰付近、帽子、首スジに噴霧して(マダニの場合は外側ではなく内側にしつこくかけます 蚊よけと同じ感覚ではダメです)、最後終了時にシャツやタオルへの付着がないかどうか確認しています。犬もそれと同じことは面倒でもした方が良い状況にあると思います。

こういう防除(毛に直接付着するよりも断然リスクは下がります 散歩後の付着の有無の確認も楽 問題は暑さでしょうけど)も必要に応じて考えなければいけないかと思います。

とにかく犬猫に大量のマダニ幼虫が付いた状態で家に戻ろうものなら、家中パニックになりますので。数えきれないくらい聞いています。不眠症になりそうなくらい恐怖を感じることが大半です。

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追記

下記の報告では、SFTSを発症した患者3名すべてダニの刺し口は確認出来なかったということです。

推測に過ぎませんが、おそらく成虫に刺されて感染したものではなく、すごく小さな1㎜以下の幼虫に刺されたために、マダニに刺されたという意識(痕跡)がないまま、ウイルスに感染発症した可能性があります。

宮崎県感染症発生動向調査2019年第10

宮崎県感染症発生動向調査2019年第13

宮崎県感染症発生動向調査2019年第1718合併号

https://www.miyazaki.med.or.jp/doctors/infection